リウマチ専門医を取られた先生方へ
先生方とご家族の幸せを応援する、リウマチ専門クリニックです
代表挨拶
初めまして、医療法人の代表を務めさせて頂いている佐藤理仁と申します。

私たちは2016年に内科、小児科、リウマチ科の3つの診療科を標榜し、さとう内科ファミリークリニックとし開院させて頂きました。
私自身がリウマチを専門としながら、他の科目も標榜させて頂いたのは、正直に言いますとリウマチ診療だけでは患者様が少なく、クリニックが成り立たないと思ったからです。
自分の専門のリウマチ患者様を診療しつつ、内科や小児科診療で地域の町医者として貢献できればいいかなと思い開業しました。
幸い近隣に小児科や内科が少なかったこともあり、開院直後より多くの小児科や内科の患者様にお越し頂き、経営も軌道に乗る事ができました。
しかし、ふと待合室をみると、インフルエンザや胃腸炎など感染症で来院された小児や内科の患者様に囲まれて、リウマチ患者様が座られているのに気が付きました。
さらには胃腸炎が流行した時などは、仕方ないのですが待合室で嘔吐されてしまうお子さんもの横に、リウマチ患者様がいらっしゃる事もありました。
診察室内では「生物学的製剤を使っているので、感染症には注意してくださいね」と言っておきながら、自分の言葉とやっている事のギャップに大いに悩みました。
また、よくよく考えると私よりも小児や内科をご専門とされる先生に診て頂いたほうが、小児科や内科の患者様もよりよい医療が受けられるのではと思うようになりました。
さらに、開院当初は、その日に体調の悪い患者さまが受診しやすいようにと順番制で診療をしていました。
しかし、数分の診療で終わる小児科や内科の患者様と、20分以上診察時間が必要なリウマチ患者様が混在していましたので、小児科や内科の患者様からはリウマチ患者様の診療時間が長すぎる!とお叱りを頂く事もありました。
その問題を解決する為に、予約制に変更する事も考えましたが、科目によって診療時間が違いすぎるため、予約制にする事もできず。
混み具合もまちまちで、患者様も僕らも予定を立てにくい状況が続いていました。
そこで2019年、小児科や内科を終了し、完全予約制のリウマチ科だけにする決断をしました。もう後戻りしないという強い想いのもと、クリニックの名称もさとう埼玉リウマチクリニックと改め、小児科や内科の患者様は近隣の医療機関様のご紹介させて頂きました。
当時、ご通院頂いている患者様の半分以上は小児科や内科の患者様でしたので、それをお断りして自ら通院頂く患者数を減らす事は、経営面からはあり得ないことで税理士や周りの先輩方からは強く反対されました。
しかし、「リウマチ患者様と正直に向き合いたい、またそれが小児科や内科の患者様と正直に向き合う事にもなる」と信じて、周りの方々にも何度もご説明しご理解いただきました。
小児科と内科を終了した結果、当然患者数は半分以下となりました。しかし、ご通院頂けるリウマチ患者様からは「感染症の心配が無くて安心する」「予約制で丁寧に診察してもらえる」と今まで以上に喜んで頂き、その結果多くのリウマチ患者様に受診頂けるようになりました。
ところが、1年が過ぎるとまた大きな問題が生じました。
それは、リウマチ患者様が沢山通院されるようになり、私1人の診察では対応ができなくなってきてしまった事です。
ここでの簡単な解決策としては、「一人ひとり患者さんの診察時間を、よく言われる3分診療のように短縮する」「新規の予約は全てお断りする」などの方法がありました。
しかし、これらの方法では、そもそもリウマチ患者様のお役に立ちたいと医師になり、クリニックまでさせて頂いている想いから外れた行動になってしまいます。
そこで、沢山考えた結果、自分以外の先生方のお力を借りる事を決断しました。
これがちょうど今から1年前の2019年の春になります。医師紹介会社様にお声がけしたり、お世話になっている病院の先生方にお声がけをさせて頂き、まずは非常勤の先生が数名ご勤務頂けることになりました。
今だから正直にお話しすると、ご勤務頂けることへの喜びの気持ちと、自分と同じように診察をしていただけるのかな?という今思えばおこがましい不安な気持ちが混在していました。
ところが、実際に非常勤の先生方に診察をしていただくと皆さまとても丁寧な診察で、関節エコーや治療についても僕の方が勉強させて頂く事ばかりでした。
さらに、診察後に患者様にNPSという満足度のアンケートをお取りしているのですが、恥ずかしながら僕などよりも皆様の方がはるかに高い評価でした。
正直、医師としては残念な結果なのですが、それよりもご勤務頂いている先生方の活躍と患者様からの僕より高いご評価をみて、とても嬉しくなりました。その瞬間、僕自身は診療の第一線からは身を引き、これからはご診療頂く先生方のサポートに徹しさせて頂こうと決めました。そして、「リウマチ医療に情熱をもつ仲間と共に、日本中のリウマチ患者さんに笑顔と安心をお届けする」というクリニックのミッションが出来ました。
現在では常勤医師2名、非常勤医師8名と多くの先生方にお集まりいただき、より多くのリウマチ患者様のお役に立てている事を、心から光栄に思っております。
これからも、「一人でも多くのリウマチ患者様に幸せをお届けすること」と、「ご勤務頂く先生やご家族がより幸せになって頂けること」、この2つを何よりも大切にし、真剣に向き合わせて頂きます。
リウマチ診療が大好きで、ご家族も大切に思われる先生、ぜひご連絡をお待ちしております!
代表 佐藤理仁
私自身がリウマチを専門としながら、他の科目も標榜させて頂いたのは、正直に言いますとリウマチ診療だけでは患者様が少なく、クリニックが成り立たないと思ったからです。
自分の専門のリウマチ患者様を診療しつつ、内科や小児科診療で地域の町医者として貢献できればいいかなと思い開業しました。
幸い近隣に小児科や内科が少なかったこともあり、開院直後より多くの小児科や内科の患者様にお越し頂き、経営も軌道に乗る事ができました。
しかし、ふと待合室をみると、インフルエンザや胃腸炎など感染症で来院された小児や内科の患者様に囲まれて、リウマチ患者様が座られているのに気が付きました。
さらには胃腸炎が流行した時などは、仕方ないのですが待合室で嘔吐されてしまうお子さんもの横に、リウマチ患者様がいらっしゃる事もありました。
診察室内では「生物学的製剤を使っているので、感染症には注意してくださいね」と言っておきながら、自分の言葉とやっている事のギャップに大いに悩みました。
また、よくよく考えると私よりも小児や内科をご専門とされる先生に診て頂いたほうが、小児科や内科の患者様もよりよい医療が受けられるのではと思うようになりました。
さらに、開院当初は、その日に体調の悪い患者さまが受診しやすいようにと順番制で診療をしていました。
しかし、数分の診療で終わる小児科や内科の患者様と、20分以上診察時間が必要なリウマチ患者様が混在していましたので、小児科や内科の患者様からはリウマチ患者様の診療時間が長すぎる!とお叱りを頂く事もありました。
その問題を解決する為に、予約制に変更する事も考えましたが、科目によって診療時間が違いすぎるため、予約制にする事もできず。
混み具合もまちまちで、患者様も僕らも予定を立てにくい状況が続いていました。
そこで2019年、小児科や内科を終了し、完全予約制のリウマチ科だけにする決断をしました。もう後戻りしないという強い想いのもと、クリニックの名称もさとう埼玉リウマチクリニックと改め、小児科や内科の患者様は近隣の医療機関様のご紹介させて頂きました。
当時、ご通院頂いている患者様の半分以上は小児科や内科の患者様でしたので、それをお断りして自ら通院頂く患者数を減らす事は、経営面からはあり得ないことで税理士や周りの先輩方からは強く反対されました。
しかし、「リウマチ患者様と正直に向き合いたい、またそれが小児科や内科の患者様と正直に向き合う事にもなる」と信じて、周りの方々にも何度もご説明しご理解いただきました。
小児科と内科を終了した結果、当然患者数は半分以下となりました。しかし、ご通院頂けるリウマチ患者様からは「感染症の心配が無くて安心する」「予約制で丁寧に診察してもらえる」と今まで以上に喜んで頂き、その結果多くのリウマチ患者様に受診頂けるようになりました。
ところが、1年が過ぎるとまた大きな問題が生じました。
それは、リウマチ患者様が沢山通院されるようになり、私1人の診察では対応ができなくなってきてしまった事です。
ここでの簡単な解決策としては、「一人ひとり患者さんの診察時間を、よく言われる3分診療のように短縮する」「新規の予約は全てお断りする」などの方法がありました。
しかし、これらの方法では、そもそもリウマチ患者様のお役に立ちたいと医師になり、クリニックまでさせて頂いている想いから外れた行動になってしまいます。
そこで、沢山考えた結果、自分以外の先生方のお力を借りる事を決断しました。
これがちょうど今から1年前の2019年の春になります。医師紹介会社様にお声がけしたり、お世話になっている病院の先生方にお声がけをさせて頂き、まずは非常勤の先生が数名ご勤務頂けることになりました。
今だから正直にお話しすると、ご勤務頂けることへの喜びの気持ちと、自分と同じように診察をしていただけるのかな?という今思えばおこがましい不安な気持ちが混在していました。
ところが、実際に非常勤の先生方に診察をしていただくと皆さまとても丁寧な診察で、関節エコーや治療についても僕の方が勉強させて頂く事ばかりでした。
さらに、診察後に患者様にNPSという満足度のアンケートをお取りしているのですが、恥ずかしながら僕などよりも皆様の方がはるかに高い評価でした。
正直、医師としては残念な結果なのですが、それよりもご勤務頂いている先生方の活躍と患者様からの僕より高いご評価をみて、とても嬉しくなりました。その瞬間、僕自身は診療の第一線からは身を引き、これからはご診療頂く先生方のサポートに徹しさせて頂こうと決めました。そして、「リウマチ医療に情熱をもつ仲間と共に、日本中のリウマチ患者さんに笑顔と安心をお届けする」というクリニックのミッションが出来ました。
現在では常勤医師2名、非常勤医師8名と多くの先生方にお集まりいただき、より多くのリウマチ患者様のお役に立てている事を、心から光栄に思っております。
これからも、「一人でも多くのリウマチ患者様に幸せをお届けすること」と、「ご勤務頂く先生やご家族がより幸せになって頂けること」、この2つを何よりも大切にし、真剣に向き合わせて頂きます。
リウマチ診療が大好きで、ご家族も大切に思われる先生、ぜひご連絡をお待ちしております!
代表 佐藤理仁
先生方とご家族の幸せを応援するクリニック
恥ずかしい話ですが、私は長男の幼稚園の授業参観やクリスマス会に一度も参加してあげることが出来ませんでした。当時病院に勤務をしておりましたが、気が小さい私はとても「お休みさせてください」など言えませんでした。休みの日も日当直や病棟回診で家にいない事が多く、家にいても当直明けの疲れでイライラしてしまったりする事もありました。今思うと、全然良いお父さんでは無くて、子供にも家族にも、申し訳ない気持ちで一杯です。医者は忙しくて当たり前という先入観のもと、今しかない子供や家族とのかけがいの無い時間、その大切さに気が付いていませんでした。
しかも、研究日や休日は他の病院様で外勤をさせて頂いていたのですが、診療内容ではなくお給与だけで仕事先を選んでしまいました。どこも風邪や高血圧などの一般内科で、リウマチの専門性を活かして患者さんに喜んで頂くチャンスはありませんでした。セットの風邪薬と、血圧薬のDo処方ばかりで、すぐに退屈になりました。まさに自分の時間をお金に変えている状況で、「なんか意味あるのかな?この診療…」「はやく終了時間にならないかな…」と心の中で呟いていました。今思うと、やる気のない医者で患者様にも、外勤先の病院様にも申し訳なく、反省しております。
そんなある日、ふと振り返ると、自分の仕事にやりがいがなく、また家族との思い出もほとんどない事に気が付き愕然としました。自分が医師になった原点である「祖父の様なリウマチの方のお役に立ちたい」という想い、また「家族や仲間との今しかない素敵な時間を楽しみたい」という願いに気が付き、自分が働く意味を反省しました。
そんな私自身の失敗から、ご勤務頂く先生方には給与をしっかりお支払いする事はもちろん、「リウマチ専門医としてのやりがいと成長」、「患者さんへの貢献や患者さんからの感謝の言葉」、「ご家族との時間やお休みを取りやすい環境」をお約束させて頂きます。 目先の売り上げよりも、患者さんの満足度や、先生方やスタッフさんの幸せを追求するというのが私たちの決意です。そしてそれに一歩でも近づくよう、従来の常識のとらわれず日々成長することをお約束させて頂きます。
しかも、研究日や休日は他の病院様で外勤をさせて頂いていたのですが、診療内容ではなくお給与だけで仕事先を選んでしまいました。どこも風邪や高血圧などの一般内科で、リウマチの専門性を活かして患者さんに喜んで頂くチャンスはありませんでした。セットの風邪薬と、血圧薬のDo処方ばかりで、すぐに退屈になりました。まさに自分の時間をお金に変えている状況で、「なんか意味あるのかな?この診療…」「はやく終了時間にならないかな…」と心の中で呟いていました。今思うと、やる気のない医者で患者様にも、外勤先の病院様にも申し訳なく、反省しております。
そんなある日、ふと振り返ると、自分の仕事にやりがいがなく、また家族との思い出もほとんどない事に気が付き愕然としました。自分が医師になった原点である「祖父の様なリウマチの方のお役に立ちたい」という想い、また「家族や仲間との今しかない素敵な時間を楽しみたい」という願いに気が付き、自分が働く意味を反省しました。
そんな私自身の失敗から、ご勤務頂く先生方には給与をしっかりお支払いする事はもちろん、「リウマチ専門医としてのやりがいと成長」、「患者さんへの貢献や患者さんからの感謝の言葉」、「ご家族との時間やお休みを取りやすい環境」をお約束させて頂きます。 目先の売り上げよりも、患者さんの満足度や、先生方やスタッフさんの幸せを追求するというのが私たちの決意です。そしてそれに一歩でも近づくよう、従来の常識のとらわれず日々成長することをお約束させて頂きます。
リウマチ医の幸せを応援する、5つのポイント
1)自由な診療方針…クリニックや院長の方針による薬剤や検査の制限はありません。ガイドラインと添付文章、保険診療のルールの3つのみお願いさせて頂き、あとは先生方の診療方針にお任せさせて頂いております。自分の経験や診療方針に沿った、自由な診療が実現できます。
2)自分で働き方を決められる…
週2日や週5日、午前や午後だけなど、先生方のご希望に沿った勤務が実現できます。他病院様との兼務も問題ありません。午前診療のみで、午後はお子さんのお迎えなどもできます。
3)リウマチ専門診療、関節エコーのスキル向上…
病院に比べてクリニックには、比較的お若く元気なリウマチの新規患者さまが、沢山来院されます。リウマチの診断から薬剤選択など、豊富な症例経験ができます。
4)患者さんや社会からの大きな感謝の声…
関節エコー検査や生物学的製剤など、地域でのリウマチ専門診療を求める声が沢山あります。近隣の整形外科のクリニック様でもリウマチ診療にお困りの事が多く、患者様をご紹介頂いております。患者様や近隣の医療機関さまから、多くの感謝を頂き、地域や社会への貢献ができます。
5)休日を心から楽しめます…
私自身、病院勤務時代は家にいても呼び出しがあるかも?という不安が常にありました。それが病院退職時にPHSを返却した瞬間、フワッと体が軽くなって、景色が明るく楽しく見えました。ぜひ先生方にも休みの日を心から楽しんで頂けたら嬉しいなと思います。
ご家族の幸せを応援する5つのポイント
1)先生が健康である事…当直や長時間勤務の体力的ストレス。専門外の救急対応での医療ミスのリスクや、入院患者さんへの責任などの精神的なストレス。そんな体力・精神のストレスで健康を失ってしまってはご家族が悲しみます。リウマチ専門外来に特化する事で、仕事とプライベートを完全に分けて、心身とも元気に診療することが出来ます。
2)家族との時間を大切にできる事…
お父さんが仕事を休んで運動会に来てくれた」「学校から帰るとお母さんがいてくれる」 そんな家族との時間を大切にして頂きたいと思います。完全予約制の専門外来ですので調整可能です、お気兼ねなくご相談ください。
3)感染症の心配がない事…
リウマチ専門クリニックで、内科診療などは行っていませんので、新型コロナウイルスなど感染症診療に携わる事はありません。
4)経済面で安定している事…
新型コロナウイルスの緊急事態宣言の中でも患者数130%(前年比)の成長クリニックです。リウマチ診療に特化する事で、環境の変化を受けずに患者様が来院されています。
5)先生自身が仕事で輝いている…
関節エコースキルやリウマチ専門外来の追求や、分院長・統括院長など経営への挑戦など、ご希望に沿った仕事ができます。
クリニックでのリウマチ診療って?
「クリニックでリウマチの診療って、どこまでできるのかな?」とお思いになる先生方もいらっしゃると思います。私自身も同じ疑問を持ちながら、手探りでクリニックを始めました。
正直にお話ししますと、リウマチ以外の膠原病の方、合併症が多くハイリスクの方、点滴の生物学的製剤を希望される方、標準治療で奏功されない方の診療は、私たちのクリニックでの診療は難しい面があります。
それは病院様のようなCTやMRIといった画像機器が無く、関節以外の病変が出た際に患者様や紹介先の病院様に不利益を与えてた苦い経験があるからです。また院内点滴もスペースや密を避ける観点から難しいのが現状です。
そのため受診前のお問合せ電話の時点で、後々患者様や先生方にご迷惑をおかけしない様に、私たちがお役に立ない患者様には丁寧に理由を説明し、他の大きな病院様にご紹介させて頂いています。
その代わり、関節リウマチの適切な診断と治療には情熱をもって取り組ませて頂いております。診察室には関節エコーを常備し、いつでも滑膜炎の評価ができます。また全ての皮下注射の生物学的製剤やJAK製剤などの治療が可能です。看護師の指導のもと、ほぼ100%の方が自己注射にて生物学的製剤を使用しておられます。
またCTやMRIなど院内設備がないものは、近隣の病院様と連携をさせて頂き、治療前のスクリーニング検査などをして頂いております。また、入院加療や精査など紹介が必要な場合には、埼玉県内だけでなく都内の病院様を含め連携を取らせて頂いております。
そのため、多くの新規発症のリウマチの方が受診され、豊富なリウマチ診断経験や関節エコーのスキルを十分に向上させることが出来ます。また早期寛解になって仕事や家事や子育てに復帰された患者様から、多くの感謝を頂けます。元気な早期発症のリウマチの方への、関節エコーを駆使した専門診療というのが、私たちのクリニックが得意とするところです。
正直にお話ししますと、リウマチ以外の膠原病の方、合併症が多くハイリスクの方、点滴の生物学的製剤を希望される方、標準治療で奏功されない方の診療は、私たちのクリニックでの診療は難しい面があります。
それは病院様のようなCTやMRIといった画像機器が無く、関節以外の病変が出た際に患者様や紹介先の病院様に不利益を与えてた苦い経験があるからです。また院内点滴もスペースや密を避ける観点から難しいのが現状です。
そのため受診前のお問合せ電話の時点で、後々患者様や先生方にご迷惑をおかけしない様に、私たちがお役に立ない患者様には丁寧に理由を説明し、他の大きな病院様にご紹介させて頂いています。
その代わり、関節リウマチの適切な診断と治療には情熱をもって取り組ませて頂いております。診察室には関節エコーを常備し、いつでも滑膜炎の評価ができます。また全ての皮下注射の生物学的製剤やJAK製剤などの治療が可能です。看護師の指導のもと、ほぼ100%の方が自己注射にて生物学的製剤を使用しておられます。
またCTやMRIなど院内設備がないものは、近隣の病院様と連携をさせて頂き、治療前のスクリーニング検査などをして頂いております。また、入院加療や精査など紹介が必要な場合には、埼玉県内だけでなく都内の病院様を含め連携を取らせて頂いております。
そのため、多くの新規発症のリウマチの方が受診され、豊富なリウマチ診断経験や関節エコーのスキルを十分に向上させることが出来ます。また早期寛解になって仕事や家事や子育てに復帰された患者様から、多くの感謝を頂けます。元気な早期発症のリウマチの方への、関節エコーを駆使した専門診療というのが、私たちのクリニックが得意とするところです。